かごやは竹・杉・桧(ひのき)のせいろを取り扱っております。材質が違っても使用方法、蒸し加減は同じです。お好みの見た目や香りなどで選んでいただければと思います。 杉は、蒸したときに、杉のよい香りがします。木の香りが好きという方は、 杉せいろがおすすめです。 木の香りがあまり得意ではないという方は、香りの弱い竹せいろがおすすめです。 桧(ひのき)は、繊維が細かく丈夫で、木目が美しいです。大きいサイズは業務用として普及しています。
中に入っている食材にもよりますが、3段まで重ねてお使いいただけます(十分に蒸気が上がる火加減を保ってください)。 火の通りにくい食材は、一番下にセットしたり、その段だけ蒸し時間を長くしてください。 長時間蒸す場合は、お鍋の水が少なくなり空焚き状態になることがありますのでご注意ください。
自然の素材(木や竹)で製作しているため、使い始めはその匂いが気になる場合があります(個人差があります)。 お使いいただいているうちになくなっていきますが、気になる場合は、から蒸し(中に何も入れないで蒸してください)をしていただきますと、匂いが早く抜けます。
油モノでべとべとしてしまったときは中性洗剤を使って洗っても大丈夫ですが、よく水で洗剤を洗い流してください。 汚れが気になるようでしたら、食材の下にお皿やクッキングシート・葉もの野菜(白菜・キャベツなど)を敷いてお使いください。食材がせいろに直接ふれないので汚れがつきにくくなります。
せいろは竹と木で作られていますので、使用後、乾燥させないとカビが生えてしまう場合があります。 カビが生えてしまった場合は、カビを洗い落とし、せいろに熱湯をかけて消毒をしてください。 それでもカビが落ちなかった場合は、せいろを乾燥させた後、紙やすりでカビを落としてください。 カビを落とした後も、気になる場合は、食材をのせる際にクッキングシートやお皿を敷いて使用してください。
使う頻度にもよりますが、普通のご家庭で使って頂くレベルでしたら永くお使いいただけると思います。
気をつけることは…
業務用でよく使われているものは、大きいせいろの場合は竹や桧(ひのき)せいろ、小さいせいろですと竹や杉せいろです。
せいろは湿気を嫌うので、なるべくでしたら棚の上段など風通しのよいところに保管してください。壁に飾っても良いですし、そのままキッチンに置いていても絵になり素敵です。 戸棚にしまいたい場合は、しっかり乾燥させてからポリ袋などには包まずに保管してください。
中華せいろの本場中国にて技術を継承した提携工房にて製作をしています。
提携しているメーカーの国産桧せいろも取り扱っております。(商品名に"国産"と表記されています)。
かごや せいろとは?せいろと向き合い半世紀。創業当時(1970年代初頭)、中国にて新たな技術を指導し杉せいろを日本へ広めました。 竹の中華せいろを日本人に親しみのある杉で製作した最初の会社です。 詳しくはこちら→
中華せいろはシュウマイや温野菜など蒸してそのまま食卓にも出せますし、2〜3段重ねられ使い勝手がよいです(ご家庭では中華せいろが一般的です)。 和せいろは、中華せいろと比べると深さがあるので、おこわや茶碗蒸し、お芋などを蒸すのに便利です。
杉和せいろへ→
桧和せいろへ→
茶色くなったのは、竹の渋です。 使い初めは、渋がでてお湯に色が付きますが、使っていくうちになくなっていきます。気になる場合は、空蒸し(中に何も入れないで蒸してください)をしていただきますと、渋が早く抜けます。また、白いお饅頭など蒸したときに、薄く色が付く場合もありますが、竹の渋ですので、食べてしまっても問題はありません。こちらも使っていくうちになくなります。
素材の異なるせいろは、同じサイズのものでも、仕様が異なるため、重ねてお使いいただけません。
種類の異なるせいろは、同じサイズのものでも、仕様が異なるため、重ねてお使いいただけません。 また、中華せいろのふたと和せいろのふた(木ぶた)も仕様が異なるため、ふたの併用はできません。 ふたをご使用いただけない理由… 高さの低い中華せいろ本体に、木ぶたを合わせてしまうと、蒸気が中に溜まり仕上がりが水っぽくなってしまいます。 逆に、高さのある和せいろに、中華せいろのふたを合わせると蒸気が逃げて過ぎてしまい上手く蒸せません。